父子家庭の子供の特徴とは？シンパパが再婚する際の悩み10選

父子家庭の子供は母子家庭の子供とは違うのでしょうか？そして、シングルファーザーが再婚するときの悩みとは？

今回は父子家庭の子供の特徴と、シンパパの再婚に関する悩み10選をご紹介します。

父子家庭の子供の特徴

父子家庭の子供特徴は以下のようなものが上げられます。

母子家庭の場合、母親がいますから子供としてはまだ甘えられます。

 

しかし父子家庭の場合、父親は仕事もありますし、家事や育児にもそんなに時間は取れない場合が多いため、どうしても子供は我慢する傾向にあるようです。

 

甘えられない分、自立心が芽生えます。自分のことは自分でするようになります。女の子の場合は家事も自分がやらなきゃという責任感も出てきます。

 

母子家庭の場合、甘えたいがための反動で反抗的になったり、非行に走ったりというケースが聞かれますが、

 

父子家庭の場合、子供は子供なりに父親に迷惑をかけたくないと思うのか、父親に甘えても仕方ないと思うのか、おとなしくなる傾向が強いようです。

 

父子家庭も母子家庭も一人親には変わりはないので、子供の特徴も差はないと思われますが、どうしても父親には遠慮して甘えられない子供が多いのかもしれません。

シンパパの再婚に関する悩み10選

父親だけではやはり大変です。家事も子育てもやはり母親にはかないません。

 

ですから再婚したい気持ちは常にあると思いますが、シングルファーザーの再婚はなかなか簡単にはいかないようです。

 

１．子供が賛成しない

子供に母親がいないのを不憫に思い、再婚をしようと考えたものの、子供から再婚を反対されるケースは多いようです。

 

子供は父親がその相手に好意があって再婚することは良いことと思いますが、子供のためとか言われるとなんだか素直に賛成できないでしょう。

 

また、どんな相手であれ子供は自分を生んだ親以外をすぐに受け入れることは難しいでしょう。

 

子供はどうしても産んでくれた母親が一番だと考えますので、その人以外が母親になることに抵抗が生まれます。

 

特に死別の場合は、できれば父親には再婚して欲しくないものです。

 

２．子供が懐かない

子供が思春期に差し掛かっていると、相手がどんなに素敵な人であっても相手に心を開くことは難しいようです。

 

下手に母親面されると反抗的になり、新しい母親に暴言を吐いたり暴力を振るったりすることもあるようです。

 

父親と一緒に何とか力を合わせて生活していたのに、そこに女性が入ってくることは生活のリズムも乱れますし、することなすこといちいち気に食わないものです。

 

特に女の子の場合は、新しい母親に女性として敵対心がわきますから、懐くことはかなり難しいと思われます。

 

３．先妻と思い出

先妻が病気などで亡くなって父子家庭になった場合、子供も父親自身も先妻との思い出は良い思い出しか残らないものです。

 

家のあちこちに先妻の写真や、使っていたものが残っていますから、いつまでたっても忘れることはありません。

 

特に子供が小さい場合は、母親は優しくて素敵なお母さんだったという思い出ばかりがインプットされます。

 

そんな環境の中に新しく女性が母親として入ってくるのはかなりの高いハードルになります。

 

父親自身も再婚を考える女性に好意は抱いていても、先妻が嫌いになったわけではないし、思いもありますから、そんな気持ちのまま再婚してうまくいくかどうか迷うでしょう。

 

ある程度年齢がいってからの再婚であれば問題ないかもしれませんが、先妻の死からまだ年月が浅い場合は、再婚に踏み切るべきは悩むようです。

 

４．元妻との問題

死別で先妻を別れた場合は良い思い出ばかりですが、離婚で別れた場合は先妻との思い出はイヤなことが多くなります。

 

子供を置いて出て行った元妻にあれこれ言われたくはありませんが、元の旦那が再婚すると聞くと、元妻は何かと聞いてくるケースがあります。

 

「子供はどうするの？」や「私が住んでいた家に新しい女を入れるの？」など言って、再婚を邪魔することもあり得ます。

 

自分の知らないところで、再婚相手に連絡して自分の悪口を言わないとも限りません。

 

元妻があなたにまだ未練を持っている場合は、再婚を邪魔される可能性が大いにありますし、それを機に子供を取り返したいと言ってくる可能性もあります。

 

５．家の問題

一般家庭ではそれほど問題にはならないかもしれませんが、名家と呼ばれる家系の場合再婚は家の問題となり、自分だけの思いだけでは簡単にはできません。

 

今話題の歌舞伎役者も奥様を亡くされたばかりであっても、家の継承のためにすぐにも再婚をとい言われていますが、だからと言って誰でも良いというわけにはいきません。

 

名家とまではいかなくても、長男であれば家の継承問題はついて回るでしょう。元妻と死別の場合は、自分の気持ちとは関係なく再婚をすぐに勧められるかもしれません。

 

一方離婚の場合は、また同じことを繰り返されても困るので、再婚相手にかなり厳しくなるかもしれません。もし、再婚したい相手に子供がいた場合は、後継ぎ等の問題も出てくるのでさらに複雑になるでしょう。

 

６．周りの環境の問題

父子家庭は何かと大変だという認識がありますから、周りも再婚をススメルでしょう。仕事場でも父子家庭の大変さをわかっていますから、早く再婚しろと言われているかもしれません。

 

自分の気持ちとは関係なく、次々と再婚の話を持ち込まれるかもしれません。元妻が病死の場合は、次は健康的な人が良いといい、体の丈夫な女性を勧めてくるでしょう。

 

離婚した場合は、前の嫁は性格が悪かったからなどと言って、今度は気立ての良い人にしなさいとお節介を焼いてくるかもしれません。

 

そうやって自分の気持ちとは裏腹に再婚話が進んでいく可能性が高くなってしまうのが父子家庭の場合多いようです。

 

７．相手の子供との関係

再婚を希望する相手に子供がいた場合、自分に懐いてくれるだろうかという問題も出てきます。また、自分の子供とうまくやっていけるかという心配もあります。

 

子供が小さければ大丈夫という問題でもないようです。大人は小さい子供はすぐ仲良くなれると思いがちですが、子供は子供でいろんな感情がありますから、大人の都合の良いようにはいかないものです。

 

思春期の子供だとさらに難しく、相手の子供はなかなかお父さんとは呼んでくれないでしょうし、自分の子供も相手をお母さんとは呼ばないでしょう。

 

思春期でかつ子供が異性の場合は、子供同士で意識してしまう場合もありますので、安易に再婚するのは難しいと言えます。

 

８．再婚相手との間の子供の問題

再婚相手との間に子供ができた場合も考えることが多いようです。先妻の子供が疎外感を感じないかや、再婚相手が自分の産んだ子供ばかりかわいがったりしないかなど、不安要素はいろいろあります。

 

また、後継ぎ問題も出てきます。そういう問題からもう自分は子供はいらないと思っても、相手の女性が望んだ場合は無視するわけにもいきません。再婚前に子供についてはきちんと話し合っておく必要があります。

 

９．自分の親との関係

父子家庭であっても、子供の世話は自分の両親に見てもらっているケースも多いです。その場合、再婚に関しては両親の考えも無視できません。

 

きっと両親は孫にあたる子供を自分の子供と思って世話をしてきているはずですから、再婚相手に子供をとられると思って猛反対することもあり得ます。

 

親のためにも再婚を考えていたとしても、親は素直に賛成できないこともあります。再婚相手は両親も気に入るような相手でないと難しいでしょう。

 

１０．そもそも自分の気持ち

本当にあなたは再婚を望んでいるのでしょうか？今付き合っている相手と本当に幸せになりたいと思っていますか？

 

仕事と子育て家事に追われて心身ともに疲れ果て、それから逃れるために再婚したと思っているのではないでしょうか？

 

または、子供のため、両親のためと他人の気持ちを優先して自分の気持ちを抑えてたりしていませんか？

 

そうではなく心から相手が好きで再婚したい場合も、本当に相手のことを理解しているでしょうか？

 

もしかしたら再婚しなければいけないとい脅迫観念にかられているだけかもしれません。しっかり自分の気持ちを見つめることが必要になります。

さいごに

 

子連れでの再婚・未婚での妊娠や出産については、以下のブログ記事もチェックしてみてください。

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