- 【離婚後一人暮らしの女性向け】
- 離婚してから立ち直る&恋愛を楽しむコツ
結婚して20年、30年経ち、離婚に至るのにはそれぞれの思いがあると思います。
浮気された、性格が合わない、お金にルーズ、言葉の暴力、DV・・・。
縁あって夫と結婚しても、いつしか合わないことに気がつき、きっと相手は変わってくれる・・・そう信じて何年もやり過ごし、ハタと気がつくと夫の定年も間近。
これからの少ない人生、この人と共に生きていけるのか・・・。
何年も思い悩み散々もめた挙句・・・、もしくは定年間近に夫に「すまないが別れてくれ」といきなり離婚を切り出されたり・・・。
数年前から離婚を計画し時期を待っていたりなど、いろいろな困難を乗り越えて今があります。
離婚をし、やっと一人暮らしを始めた女性の気持ちは様々です。
- 「とにかく幸せ。経済的には苦しいけれど、精神的に楽。一度きりの人生、楽しく生きたい」
- 「出会いも人生も鏡。感情、気持ちの持ちようで人生を変えられる」
- 「これからは、前向きに積極的に明るく!」
- 「本気で自分自身を見つめて出した答えだから、後悔はない」
- 「我慢してでも結婚生活を選ぶのも、離婚して新しい人生を選ぶのもどちらも大変なことに変わりはない。それでも、自分で自分の人生を決める事ができたということが、様々なことで折れそうになる心を支える盾になる」
- 「不幸から逃げた選択ではなくて、幸せになるための選択だった、だからこの選択に間違いないと自信を持って言える」
ミドルエイジを過ぎた方々の離婚は、本当に自分のこれからを考えての選択だったのですね。
ですが、今まで家庭の中で守られていたのものが、いきなり社会の中に一人で飛び出していくと、上手くいくことばかりでないのも現実です。
- 「一人で働いた収入と少ない年金では、これから先が不安」
- 「残念だけど、妻という肩書が、社会的立場においてどれだけ強いか思い知った。妻なら、夫になにかあれば社会保障はあるし、社会の受け入り方も違う」
- 「離婚して数年は開放感に満ちて、友達ともよく会っていたけれど、定年を迎えると付き合いが遠のいた」
- 「最初は楽しかったが、そのうち一人である寂しさが出てきて、精神的に行き詰まる」
- 「例えば夜、外で食事をするのにも、男性は一人で食べる場所もあるし、気兼ねなくできる。男性はひとり暮らしをしても困ることはほとんどない。でも女性はそうはいかない」
- 「生活するためにこのまま働き詰め働いて、挙句一人で死んでいくのかと思うと、寂しくてたまらなくなる」
- 離婚という大きな問題を乗り越え、一人で生き生き暮らしている方も多くいらっしゃいますが、いざ一人になってみると、無気力状態に陥ることも少なくありません。
ただぼーっと一日中布団な中にいる、何もかも面倒に感じてしまう、食欲もわかない、悲しいのか悔しいのか感情が全くわからない・・・。
一人でいることに実感がわかない女性には、これらの状態がただイタズラに時間が過ぎていてるように思えるかもしれませんが、実は、ぼーっとしているその時間が、現実を受け入れる一番の解決策なのです。
離婚の話し合いで思わぬ相手の本性を知ったり、知らなかった自分の一面を見たり、今までの結婚生活で夫から受けた酷い言葉を忘れられなかったり、夫の裏切りや愛情のなさに戦いたり・・・、
離婚にいたるまで、女性は心に本当にたくさんの傷を抱えるのです。
離婚後の一人暮らしから立ち直る
そのままでいいのです。まず傷ついた心をいたわってあげましょう。
朝になれば陽が登るように、水をあげれば草木が成長するように、いつか必ず心は癒され、また元気を取り戻します。
お腹がすくって感じるようになってきたな・・・、心配かけた友達は今何してるだろう・・・、明日どんな服を着よう・・・そんな気持ちが湧いてきたら、ほんのすこしの回復の兆し、やっと心の傷に薄い膜が覆いました。
食事をしたくなったら、外に出て美味しいものを食べてみる。
友達のことが気になったら、友達と会って、とりあえず今の気持ちを話してみる。
外に出たくなったら、散歩ついでに、今まで通ったこともない道を歩いてみる。
そこまでできたら、心の傷に少し厚い膜が張りました。
外に食べに行っていたのも、今度は夫のためでなく、自分のために料理を作ってみる、もちろんgood素材で!
友達と話せたら、次はカラオケなどに行って、大声で歌ってみる、飲みになど行って、大声で笑う。
散歩をしつくしたら、電車などに乗って、今まで知らなかった景色などを見に行く。
お花を育てたり、ペットを飼ってみたり、自分の心にも栄養を与えてみる。
どうですか?心が少し軽くなってきていませんか?
ここまでいったらあと少し・・・。
自分で作っていた料理も、レパートリーが増えてきて、友達を呼んで小さなパーティーを開いてみる。
そのときにはお部屋をお洒落に飾って!
友達と楽しい時間を過ごせるようになったら、次は、スイミングやピアノ、お茶や着付け、パソコン教室、今までしてみたかった習い事に挑戦してみる。
電車で遠くに行くことができたら、今まで行ってみたかったところに、一人もしくはお友達を誘って、思い切って旅行に出て、素敵な景色や素敵な出会いを経験してみる。
ここまできたら、少しずつ自分らしい生活に慣れ、一人の生活を楽しむようになれたのではないでしょうか?
心が傷ついたときには、無理をせず、自分に優しくしてあげてくださいね。
木樹の緑が美しく思え、空の青さに清々しさを感じられるようになったら、今度は自分の周りに、少し視野を広げみましょう。
同じような経験をした女性、気さくに話せる人生の先輩、落ち着いていて経験値の高い男性など、辛いことを経験して、しなやかな心を持ったあなたは、ワンランク上の出会いがあるはずです。
今まで気が付かなかった場所や時間・・・、
例えば趣味で始めた陶芸、音楽教室で、よく話すようになった同世代の女性。
時々行くカフェに、気がつくとよく目が合う男性。
散歩をしていたら、同じ場所でよく会うようになった人。
前から知っていた人なのに、よく聞いてみたら同じ経験をした人だった・・・。
女性でも男性でも、年上でも年下でも、窓を広げればたくさんの人が視野に入ってくるのです。
そして出会いがあり、もしも男性と恋に落ちたら・・・。
そのお相手は、極端なことを言うと、恋愛があなたが全く初めてかもしれないし、もしくはあなたと同じ辛い経験を踏んでいる人かもしれません。
上手に付き合っていくのには、まず「相手がどんなおつきあいの仕方を望んでいるか知り、自分の考えと照らし合わせて、自分なりに折り合いをつけていく」これが大切なことなのではないでしょうか。
男性にもいろいろな恋愛観があって人それぞれ
ピュアな恋愛を求める男性もいれば、現実的に伴侶を求めている人もいます。
この豊かな年齢の恋愛は、精神的に余裕のあるものなので、余計なものを削ぎ落として、恋愛そのものを楽しめるのでは?
大人の会話を楽しみながら美味しい料理に舌鼓を打つのもよし、身近なところででも映画館・美術館・水族館・音楽鑑賞など、若い頃とは違うゆったりとした時間を楽しむのもよし、ちょっと贅沢に旅行に出かけ、素敵な景色を眺めながらお互いを深くまで知るのもよし・・・。
金銭面と時間の束縛がない分、恋愛をまるごと楽しめるかも?ですが、馴れ合いはまだまだ厳禁。
大人同士の恋愛を楽しむのなら「適度な心理的距離を持つ」「常に大人の態度をとる」「プライベートに立ち入りすぎない」そのあたりが長く恋愛を続けるコツなのかもしれません。
ただ、辛い経験をしたあなたは、後先見ずに、恋愛に飛び込む勇気は出せないはず・・・。
ましてや、相手がどんな人なのかもわからなければ、近づいていいものなのかもわからない・・・。
楽しいことを周りにたくさんちりばめても、一人で食事をする時、一人で寝る時、災害があったら?急に具合が悪くなったら?・・・。
一人であることに、やはり不安はつきまといます。
働く元気がなくなった時、病気になった時、家で一人きりだときたら、どんなに不安なことか・・・。
人生のパートナーと、もう一度共に歩むことを、考えてみてもいいのかも?
収入と身の回りを依存し合う関係でなく、十分に自立をし、お互いを尊重し合うパートナーです。
離婚は、お互いの相性や性格が合わなかっただけ・・・。
あなたは人生を失敗したのではありません、ただ、選択を間違っただけなのです。
振り返って反省すべきところは素直に反省し、間違ったな・・・と思ったら、またやり直せばいい。
人生は何度でもやり直しがきくのです。
心から信頼し合い、人生を共に過ごすあなたのパートナーは、あなたと巡り合えることをすぐそこで待っています。
離婚・再婚に関する悩み相談については、以下のブログ記事も参考にしてください。
>>死別したシングルファザーとの再婚は難しい?再婚条件を決めておくべき?
>>父子家庭の再婚には反対?子供の気持ちを無視すれば再婚は失敗する?