死別したシングルファザーとの再婚は難しい？再婚条件を決めておくべき？

シングルファザーとの再婚について
再婚条件はしっかりと決めておこう
シングルファザーとの再婚ってどう？

シングルファザーともなれば、子連れ再婚ともなれば、子供が小さいうちは記憶もあまりなく、すぐに馴染んでくれることでしょう。

しかし、思春期の子連れパパとの再婚は、色んな苦労を経験することになると思います。

特に女の子は気難しい時期でもある為、なかなか新しい人を母親として受け入れることができないことも多いでしょう。

シングルファザーからすると、いつも忙しい仕事の合間にしか遊んであげることができない・・・などといった子供を不憫に思う気持ちがあります。

子供の為にはやはり母親の存在が必要ではないかと思うこともあるようです。

娘の気持ちが分からずママという存在がいる関係が何よりも大切なのではないか・・・そのように子供のために悩むことも多いと言われています。

シングルファザーの再婚は一体どんな点に注意すべきなのでしょうか。

パパはどんなタイプの人？

1人で子育てと仕事を両立してきたシングルファザー
両親の力を借りて子育てをしてきたシングルファザー

この2つに大きく分類されると思います。

近くに自身の両親がいない場合は、自力でどうにか子育てと仕事をこなす他ありません。

しかし、わずかな距離で両親が近くに健在であるとなればまた話しは違って、色んなことを手助けしてもらえることも多いはずです。

①のタイプのパパであれば、子供にしてみると、パパを取られてしまうと感じる子供が多いようです。

②のタイプのパパであれば、相手のご両親との関係です。

教育方針やしつけなど、様々な面で衝突することになる覚悟が必要です。

シングルファザーと再婚する際に気を付けるポイントは？

シングルファザーとの再婚は大変だと思いますが、実際にはどんなことに気を付けていくべきでしょうか？

シングルファザー側は？

1．子供が女性になついてくれるかどうか

子供が女性になついてくれるかどうかについては、シングルファザーが最も気になる点でもあります。

もしも子供との関係がうまくいかない場合は男性も辛い思いをします。

それと同時に女性との再婚に亀裂が入ることもあるかもしれません。

2．子供の周囲の環境に女性が馴染むことができるか

新しい環境で生活がスタートするのは、男性も女性も子供も皆同じです。

しかし、特に女性にとっては、新しい家でいきなり母親業をしてもらう訳ですから、相当に精神的なストレスを与えてしまう恐れもあります。

その為、男性は女性にも子供にもきちんとした心のサポートも必要です。

女性側が注意するポイント

1.連れ子は自分の子として接する

再婚する相手の連れ子を我が子として接することが大切です。

今後、彼との間に子供ができた場合でも、連れ子と実子という関係を子供に感じさせるようなことはやめましょう。

シングルファザーの子供は、パパの力になるために大人びていることがあります。

しかし、子供はママの愛情を求めている為、我が子のようにたくさんの愛情を注いであげるようにしましょう。

2．子供を最優先に考える

女性側が初婚である場合は、なかなか新婚気分になれるという訳ではありません。

男性はシングルファザーとして子供がいる状態である為、新婚だからと言って2人きりの時間はほとんどありません。

再婚したとしても、最優先に考えなくてはならないのは子供のことであるということを念頭に置いておかなければなりません。

3．子作りについて

もうすでに子供がいるという状態で結婚する訳であり、女性にとってはすでに母親という立場に立ってしまいます。

とは言え、女性が子供を産みたいと思う場合は、男性とよく話合う必要があるでしょう。

もしかすると男性側はこれ以上子供はいらないと思っているかもしれません。

結婚前にきちんど今後の2人の間に作る子供のことについてもしっかりと話し合っておく必要がありますね。

4．相手の離婚理由が気になる

男性がシングルファザーとして死別した場合は特に大きな問題はありません。

しかし、離婚であった場合は、離婚理由を必ず確認しておくことも大切です。

通常の離婚であれば、子供は母親が引き取り、生活を送ることが一般的ですし、子供が小さい場合は親権は母親に行くことが当然なことのような流れになります。

そこを、なぜ父親側が親権をとったのかという経緯を把握しておくことをオススメします。

5．両親の許可を得よう

相手がシングルファザーである方と結婚するとなった場合の女性側の両親にとっては、いきなり孫ができるわけですから、相当に戸惑いを隠せないでしょう。

それに、きちんとした話し合いを行っていない場合は、両親からの子育てについての協力は得にくいと思います。

両家の両親がきちんと理解してもらえるよう、2人で努力する必要があります。

シングルファザーが再婚する時の注意点

シングルファザーも再婚の時には特に注意が必要です。

それは、子供のためと思っているばかりではなく、自分の好きな人と結婚するという点です。

子供を大切にしてくれる女性は理想的です。

でも、子供のことばかりを考えて自分の気持ちを無碍にすることなく自分の気持ちも大切にするからこそ、幸せな家庭となることをしっかりと覚えておいてくださいね。

子供の心のケアが大切

再婚相手の女性も、子供と良い関係を築くことができるよう努力されていることでしょう。

それなのにパパが子供を女性に任せたままというのは意味がないですよね。

シングルとなった理由がどういったものであっても、いきなり目の前に現れた女性を今日からあなたのお母さんだと紹介したところで子供は繊細なもので、環境の変化に対応しきれないことも多いはずです。

しばらくはパパも協力して子供の心のケアにあたるようにしましょう。

連れ子と実施では相続に違いがあるため注意が必要

連れ子をもって再婚した場合は、養子縁組の問題が生じます。

しかし、養子縁組みをすることによって、相続問題も抱えることになります。

後に相続争いなどといったトラブルにならない為にも、再婚前から相続についての詳細は、必ずきちんと決めておくことが大切です。

まとめ

いかがでしたか。シングルファザーとの再婚には、2人だけで決めることができない大きな壁が存在していたり、お互いの心遣いが必ず必要となったりすることが分かりました。

また、再婚する前に、すでにどのような家庭にするのか、これからの子作りについてはどのような考えをしているかなど、実はたくさんのことを決めておかなければなりません。