- 女に生まれたからには子供は産みたい
- 子孫を残したい男性は多い
- 子供が欲しいから結婚するのはアリかナシか?
少子高齢化が叫ばれています。
どんどん子供が少なくなっています。
生涯独身率が上がり、恋愛未経験の若者が5割を超える日本で、この先子供が増える見込みはないように思えます。
一方で、恋愛相手はいないけれど子供が欲しい男女はかなりいるようです。
ただ未婚のまま子供を育てることは何かと問題があります。
子供が欲しいから結婚したいという考えはアリでしょうか、ナシでしょうか?
今回は子供が欲しいから結婚したいについて考えます。
子供が欲しい女性その本音
女なら産むのが当然
女性は結婚すれば子供を産むのは当たり前という考えは今でもかなりの割合を占めているでしょう。
しかし、子供は欲しくても結婚したい人がいない、結婚したい人とは結婚できない、そもそも好きな人がいないなど、結婚しない女性は増えてきています。
世間は、女性は結婚したら子供を産むのは当たり前と思っているのに、未婚で子供を産むことを良しとしない傾向にあります。
国も少子高齢化を緩和するためにも女性に対し「大いに働き、かつ子供を産んで」と無理難題を押し付けてきます。
そんな中子供を欲しくないという女性も増えていますが、やはり女性は「女として生まれてきたからには一度は子供を産むもの」と心のどこかで思っているようです。
子供を産んだ経験のある女性と産んだことのない女性の間で揉めることも良くあります。
一般社会ではワーママの働き方について、子供を持たない女性から不満を持たれるケースも多く出ています。
一方では、子供を産んだことのない女性に対して、子供を持つ女性から「子供を産んだことないのに偉そうに」と言われてしまうこともあります。
ある程度の年齢の女性が子供を産んだことないと知ると、「可哀想に」という哀れな目で見られることもあります。
日本ではどちらかというと子供を産まない女性より子供を産んだことのある女性の方が上に見られる傾向にあるかもしれません。
周りも女性自身も産んで当たり前と思っているようです。
女性が子供を欲しいという理由には次のことが挙げられます
- 女だから
- 子供が好き
- 好きな人の遺伝子を残したい
- 産める年齢に期限がある
- 子供を産まないと一人前の女性とみてもらえない
- 産んでおかないと後悔するかも
ただし、これらすべては、結婚してという条件のもとです。
日本では未婚で子供を産むのは難しいのです。
ですから子供が欲しいと思ったら何が何でも結婚するしか手がないということになります。
子供を産むために婚活することは何も不思議ではありません。
芸能人でも、産んですぐ離婚というパーターンも結構見られ、きっと子供を産むためにとりあえず結婚したのではないかという人もいるように思います。
加えて年齢的な制限もあります。
高齢出産が珍しくなくなってはきましたが、年齢が高くなればそれだけリスクも大きくなり、子供を産むならなるべく若いうちに産みたいというのが本音です。
好きな人ができて結婚できるまでの時間が限られている場合、婚活でも何でもして子供を産むために結婚したい人がいるかもしれませんね。
子供が欲しい男性その本音
遺伝子を残したい
男性でも子供が欲しいから結婚したいという人はいます。
男性が子供が欲しい理由には下記の点が挙げられます。
- 子供がすき
- 好きな女性に自分の子供を産んで欲しい
- 遺伝子を残したい
- 後継ぎが必要
男性は女性のように年齢的な制限がありませんから急ぐ必要はありません。
しかし、男性の精子も年齢とともに数が減っていくや、最近は正常な精子を持っている男性は6人に1人ともいわれていて、男性もうかうかしていられなくなってきています。
実家が代々続く名門であるなどという場合は、後継ぎがどうしても必要なので早めに子供が欲しいと考えることもあるようですが、それはまれなケースかもしれません。
男性は本能的に自分の遺伝子を残したいと考えて子供が欲しいと思うようですが、男性が社会の中で子供がいる・いないで立場が不利になったり、子供がいないことでいじめられるというケースは耳にしたことはありませんね。
男性は女性に比べて子供が欲しいに関しては切実ではないかもしれません。
ですから子供が欲しいから婚活するというケースは女性に比べて少ないかもしれません。
子供が欲しいから結婚はアリかナシか
今の日本ではアリかも
子供が欲しいから結婚したい、だから婚活するという考えについてアリかナシかそれぞれの意見を見てみましょう。
アリ
だ って結婚しないと子供産めないでしょ
日本では未婚のまま子供を産んで育てるのは、制度の面でも、世間からの風粗利からも厳しいと言えます。
ですから、子供が欲しいと思ったらまず結婚しなければなりません。
好きな人と結婚できて自然に子供ができればそれに越したことはありませんが、最近はなかなか恋愛もできない男女が増えています。
子供が欲しいのであれば、悠長に恋愛している時間はもったいなく、手っ取り早く婚活して結婚し子供ができればそれでよしと考えてもおかしくはないでしょう。
不謹慎だとか、愛がない結婚だとか周りがとやかく言うことではないと思います。
目的は何であれ結婚しても良いと思えた相手なのであれば結果オーライなのではないでしょうか。
ナシ
好きでもない人の子供でいいの?
子供が欲しいから婚活は不謹慎と考える人もいるでしょう。
相手が誰でもいいから子供が欲しいのなら、婚活などせず、見知らぬ誰かと関係をもって子供を作ればいいのではということでしょうか。
それとも、子供が欲しいのであれば好きな人ができて結婚できるまで待ちなさいといことでしょうか。
しかし世継ぎのために好きでもない人と結婚して子供を作るなど、昔の日本では当たり前のことだったのです。
「子供が欲しいための婚活はナシ」と考える人は純愛論者なのかもしれませんね。
結婚しなくても子供を産んでいい世の中だとしたら
少子高齢化は解消される?
今まで述べてきたように、今の日本は結婚してから子供を産むという順番が当然とされています。
確かにできちゃった婚は当たり前になってきましたが、それは「子供が欲しいから」というより「結婚したいから」の方が勝った結果でしょう。
日本が未婚で子供を産んでも、子供を育てることに困らず、子供の環境も悪くならない世の中になったら、もっと子供を産む女性は増えるかもしれません。
生涯独身率が増え続けている現在、結婚しなくても子供を産んでいい制度ができたらいいのにと思う女性は少なくないはずです。
さいごに
子供が欲しいから結婚したいと思い婚活する人は、今の世の中ではある意味真面目な考えの方なのかもしれません。
結婚してから子供を産もうと思っているのですから、世の中の当然に逆らわず進もうとしているだけです。
子供が欲しいから婚活しているうちに相手のことも好きになるかもしれないですから、間違ってはいないのではないでしょうか。
子供が欲しいからtという理由での結婚は良いことなのかもしれませんね!
熟年離婚や子連れ再婚などについて悩まれているのであれば、以下のブログ記事も参考にしてみてください。
>>子供が欲しいけど相手がいない?子供が欲しいから婚活・結婚するのはアリ?