- 子供が欲しくない女性の心理
- 子供が欲しくない男性の心理
- 結婚しても子供が欲しくない夫婦
子供は可愛い存在です。
少子化が進む日本では子供が生まれることは喜ばしいことですが、みんながみんな子供産みたいとか子供が欲しいと思っているわけではありません。
子供が欲しくないという女性も男性もいます。
彼らが子供が欲しくないと思う心理はどのようなものでしょうか。
今回は子供が欲しくない女性と男性の心理についてご紹介します。
女性の子供が欲しくない心理
女だからって誰でも子供が産みたいわけじゃない
女性だから子供が好きだろうとか、女性なんだから子供を産むのが当たり前とか、そういう考えは今でも広く浸透していますが、すべての女性が子供好きでも、子供を産みたいと思っているわけではありません。
女性の子供が欲しくない理由を探ってみましょう。
子供が嫌い
子供が嫌いという人もいます。
自分も昔は子供だったのに一方的に嫌うのは身勝手かもしれませんが、理由もなく嫌いだといっているわけではなく、何かしら嫌いになった原因があるのかもしれません。
「すぐ泣く」とか「目を離すと何をするかわからない」とか、自分ではどうしようもない相手だから嫌いと思ってしまうのかもしれません。
可愛いと思えない
子供が嫌いという感情に繋がることですが、子供が可愛いと思えないという人もいます。
子供がすべて純情無垢かというとそうではなく、ある程度知恵がついてくると大人の顔を見て態度を変えるなどしてきます。
そんな子供の裏の表情が見えてしまうと、子供をかわいくないと思ってしまうのかもしれません。
芸能人の子役など子供なのにそこまでするかという態度を見せられると逆にひいてしまう心理と同じかもしれません。
仕事がしたい
今は女性も男性と同様に働く時代です。
女性であっても仕事に生きがいを感じて生きている人は多くいます。
女性が仕事を続けていくうえでどうしても出産・育児はネックになってきます。
途中で仕事を辞めなければいけないくらいなら子供はいらないという女性がいても不思議はありません。
自由でいたい
仕事がしたいもそうですが、子供に縛られることなく好きなことをして生きていきたいとい女性も増えてきています。
子供を産んで育てることが女の人生とは思っておらず、自分のやりたいことをして、行きたいところに行くという人生を送りたい女性にとっては、子供は欲しくないということになるのかもしれません。
経済的に大変
自分が生きていくだけでもやっとなのに子供を持つことなんて考えられないという人もいるでしょう。
近頃は経済格差がますますついてきています。
裕福であれば何人でも子供を作って育てたいと思うかもしれませんが、貧困な場合子供がいても子供を幸せにできないと考え、子供はいらないと思う人が出てきます。
子供に十分なことをしてやれないと子供がいじめにあったりするのではと、子供の将来も考えて子供を持たないことにするのでしょう。
虐待したくない
毎日のように幼児虐待のニュースが流れています。
自分が幼児虐待しない保証などないと考える女性もいます。
特に子供のころ何かしらの虐待を受けた人は、自分の子供にも同じことをしてしまうといわれます。
過去のトラウマが原因で子供が欲しくないと考える場合は、その過去のトラウマを払拭しなければなりませんが、それはとても難しく簡単には癒せない問題なので、子供を持たないという考えは正しいかもしれません。
将来が不安
北朝鮮からミサイルが飛んでくるなど、今後世の中がどうなっていくのか不安なことばかりです。
AIの登場で半分以上の職業が人口知能に取って代わられるともいわれています。
そんな先行きに希望が少ない世の中で新しい命を生み出していいのか躊躇してしまうでしょう。
年々出生率が下がっているのは女性が本能的に明るい未来はないと感じているからだともいわれています。
安定して豊かな世の中であれば子供将来幸せになれるかもしれませんが、これからは幸せになれないと感じている女性が多いということかもしれません。
男性の子供が欲しくない心理
自分が産むわけじゃないから
女性の場合自分が産むかどうかの選択を迫られますが、男性は自分が産むわけではないので、切実に子供が欲しいと思うことは少ないかもしれません。
子供がいればいたでいいけど積極的に欲しいとは思っていないかもしれません。
男性の子供が欲しくない心理とはどんなものがあるでしょうか。
子供が嫌い
子供は好きじゃないという男性は多いですね。
どう接していいかわからないし、近づけば泣かれるし。
子供は女性のものであって男性は遠くでみているものと思っているかもしれません。
子供に対してどうしてよいかわからないから子供が嫌いと思っているだけかもしれません。
精神年齢的にも子供も男性もさほど変わらないともいいますし、子供に対してライバル心も出るのかもしれません。
自分の子かどうかわからない
男性は子供が産めませんから、心のどこかに「本当に自分の子供なのか」という疑念がどうしても生じます。
愛する人と結婚して子供ができても一度は「自分の子かどうかわからない」と思ってしまうでしょう。
ですから女性ほど子供に対して愛情を注げないのかもしれません。
自分と同じ道を歩かせたくない
子供のころ厳しく育てられたとか、無理やり親の後を継がされたなどして、自分の親に対して良い感情を持っていない場合、自分の子供に同じ思いをさせたくないから子供は欲しくないという男性もいます。
自営で商売などしている場合、先の見通しが立たない業種であれば自分の代で畳んでしまおうと考え子供を持たないとか、あるいは莫大な借金があって子供に負担をかけるわけにはいかないとか、子供に苦労を掛けたくない思いから子供を欲しくないといってしまうのかもしれません。
責任が持てない
自分の年収も低いのに、子供を持ったとしてやっていける自信がないという男性もいます。
自分の将来も不安定なのに子供に対して責任が持てないと思ってしまうのでしょう。
また、子供が何か問題を起こした時に、その責任をとれる自信がないとか、一緒に乗り越えて行けるかわからないなど、弱気な部分が出てしまうのも男性特有の心理と言えます。
夫婦で子供が欲しくない心理
結婚したからといって子供は別
独身の時に子供が欲しくないと感がるのは理解できるとして、結婚したのに子供はいらないという夫婦もいます。
その夫婦によってさまざまな事情があるでしょう。
考えられる理由としては下記の点があります。
- 経済的理由
- 親になる自信がない
- 自分たち親の助けが得られない
- 夫婦二人の生活がいい
- 将来離婚するかもしれない
- 高齢で結婚して子供を作ることにリスクがある
- 相手にもうすでに子供がいる
晩婚化が進んでおり、結婚後子供をもうけることが物理的に難しい場合も考えられます。
また不倫の末の略奪結婚だった場合、もうすでに子供がいてもういらないという人もいますし、お互い再婚ですでに子供がいる場合もあります。
最近は核家族が当たり前で子供を産んでも親の協力が得られず、自分たちだけで共働きしながら育てる自信のない人も多くなっています。
さいごに
不安定な今の世の中で子供は宝という考えはもうないのかもしれません。
将来の為に子供が多く生まれて健康に育つことは重要なことですが、果たして子供が多くなればすべてうまくいくかというとそんな単純なことでもないでしょう。
ですから子供が欲しくないと考える心理はある意味正直なことで、攻められることでありません。
子供を作らない人生を選んで堂々としている人もいっぱいいます。
自分で決めたのであれば、それが正解だと思います。
子供がいてもいなくても人生いろいろです
子供を作るかどうか悩まれている場合には、以下のブログ記事も参考にしてみてください。