- バツイチのできちゃった再婚ときいて周りはどう思う?
- バツイチのできちゃった再婚は失敗する確率が高い。
- そもそもできちゃった婚は離婚率が高い?
できちゃった婚は世間で珍しくはなくなってきました。
最近では「さずかり婚」と名前を変えて市民権も得てきたようです。
しかし、バツイチでできちゃった再婚と聞くと「え、マジ?」って思っちゃいますよね。
バツイチの反省ができてないんじゃないかとか、考えなしなんじゃないかとか…。
今回はバツイチのできちゃった再婚の是非と、その離婚率について考えてみましょう。
できちゃった婚のパターンとは
付き合ってすぐって感じですよね
長い間付き合って男女で、できちゃった婚ってあまり聞きませんよね。長い間付き合ってのできちゃった婚なら、それはそれで結婚へのきっかけがつかめて良いことだと思いますが、
一般的に「できちゃった婚」と聞くと、まだ付き合いも浅く、結婚なんて考えてなかったけど、できちゃったから仕方なくというイメージではないでしょうか。
バツイチのできちゃった再婚にしても同様ではないでしょうか。離婚の寂しさから付き合いだし、短い付き合いの時間でできちゃったパターンが多いと思われます。
そんなバツイチのできちゃった再婚は周りからの目も厳しくなるでしょう。すると、新たな結婚生活にも陰りが出てくることになります。
できちゃった婚は後悔が多い
結婚への決意ができていないままが多い
できちゃった婚は、それが初婚であれバツイチ後の再婚であれ、この人と結婚したいという思いが先ではない場合が多いです。
どうしてもできちゃった婚には後悔がついて回っているような気がします。特にバツイチのできちゃった再婚ではどんな後悔があるでしょうか。
そんなつもりはなかった
軽く付き合うつもりだったのに
バツイチになり結婚する気はないけど、寂しいので誰かと付き合いたいと思うのは男性も女性もよくあることです。
離婚を経験して精神的にも参っているのでそもそも次に付き合っても結婚までは考えていないのがほとんどです。
それなのにできてしまった。再婚のつもりはなかったけど、できてしまったものをなかったことにはできないので、しかたなく結婚するパターンが多いようです。
お互いをあまり知らない
相手がどんな人か良く知らないまま
バツイチになり寂しく人恋しくなり、たまたま知り合った人と付き合うようになると、最初は楽しくて頻繁に会ってしまうものです。
けれどお互いのことを知る時間もなく、子供ができてしまい再結婚することになってしまうと、再婚した後「なぜこの人と結婚してしまったんだろう」とお互いに思うようになり、関係がぎこちなくなってしまうということになります。
結婚してもセックスレス
子供ができて新婚気分はなし
できちゃった婚は、バツイチを乗り越えて再婚したものの、すぐに子供が生まれますから、新婚気分はほぼ味わえません。
子供の世話にかかりきりになってしまいますので、結婚後すぐにセックスレスになる夫婦が多いようです。
バツイチになり恋愛を楽しみたかった人は、再婚でその楽しみも消えて「こんなはずじゃなかった」となるわけです。
できちゃった婚の離婚の理由
できちゃった婚の離婚率はかなり高い
10代でのできちゃった婚での離婚率は80%にもなるほど高く、20代でもできちゃった婚の離婚率は50%近くになるそうです。
バツイチならできちゃった婚でも離婚率は低いのではないかと思いたいですが、そこはバツイチに関係なくやはり高いようです。
バツイチできちゃった再婚の離婚の理由はどんなものなのでしょうか。
お互いのコミュニケーションがとれない
過去の話もできないままで未来は考えられない
男性がバツイチでも女性がバツイチでも、バツイチで再婚する場合は過去の結婚がどんなもので、どうして離婚することになったのかを、相手に理解してもらわなければ、再婚してもまた同じ失敗をしてしまうことになります。
しかし、できちゃった再婚の場合、過去の結婚について詳しく話す前に子供ができてしまい、新しい結婚生活が始まってしまいます。
同じ失敗を繰り返さないためにもちゃんと過去の話もして、お互いをよく理解したうえで将来を考えなければいけないのに、子供ができてしまったことでコミュニケーションがうまく取れなくなります。
過去の精算ができていないのに未来はなかなか考えられませんね。コミュニケーションがうまく取れないのでお互いの気持ちもすぐずれてしまい離婚を迎えることになってしまいます。
計画がないままで見切り発車
慰謝料や養育費がかさんで将来設計が立たない
バツイチでできちゃった結婚も、前の結婚の精算が終わっていれば問題も少ないでしょうが、多くの場合は慰謝料や、子供がいれば養育費の問題もあります。
そのうえで新しい生命の誕生で、勢いで結婚し新しい生活を始めてみたところで、何の将来設計も立ててないわけですから、次々問題が出てくるでしょう。
前の結婚の後始末も終わっていない上に新しい結婚のビジョンも立たないとなると、再婚した意味はありません。
前の結婚で「結婚は何とかなるものではない」とわかっているはずですから、できちゃった再婚で「こんなはずじゃなかった」と悔やむことが多くなり、夫婦関係も上手くいかず、またもや離婚ということになってしまいます。
周りの協力が得られない
親や親せきはあきれてしまうかも
バツイチになった時、両親や親せきに散々迷惑をかけてしまったでしょう。それが次はできちゃった再婚となると、周りからは「いったい何を考えているんだ」とあきれられてしまうでしょう。
できちゃった婚の場合は、すぐ子供が生まれることもあり周りの協力が得られないと結婚生活はうまくいかないものです。
しかしバツイチの場合は、また同じ失敗をするのではないかという目で見られてしまい、実の親であっても喜んで協力はできない場合が多くなるでしょう。
相手が初婚の場合はなおさら、バツイチの方にたいして疑心暗鬼な目で見ますから協力は得られないと覚悟した方がいいと思われます。
自分たちだけで幸せになると決意したところで、やはり自分たちだけではどうしようもないことも多く、相手の方がなぜバツイチと結婚しちゃんたんだろうと後悔し、去っていくことになりかねません。
さいごに
できちゃった婚自体は決して悪いことではありませんし、最近は珍しくもありませんが、バツイチのできちゃった婚と聞くと良いイメージを持たない人が多いというのが現状ではないでしょうか。
できちゃった婚自体も離婚率が高いことから、バツイチのできちゃった婚が成功する確率はかなり低いと思われます。
できちゃった再婚をする場合は、相当の覚悟が必要だということを肝に銘じた方がよさそうです。
バツイチのできちゃった婚は、バツ2になる可能性大です。