- 熟年離婚によくみられる理由は?
- 長年連れ添ったのになぜ?
- もしかして浮気や不倫が原因?
熟年離婚とは結婚生活20年以上を過ぎた夫婦が離婚することを指します。
そんなにも長く連れ添ったのに離婚してしまう原因にはいったいどんなことがあるのでしょうか。
今回は熟年離婚にみられる理由ベスト10をご紹介します。
熟年離婚の理由ランキングBest10
性格が合わない
そもそも性格が合わなかった!?
離婚をした多くのカップルが離婚理由に「性格の不一致」を挙げています。
それは熟年離婚でも変わらず、「性格が合わなかった」というのが離婚理由の上位に来ます。
長年連れ添った挙句に「性格が合わない」というのはどういうことなのでしょうか。
大恋愛の末に結婚したとしても、一緒に暮らすうちにお互いの嫌な面が目についてくるものです。
結婚当初は自分との違いが新鮮に見えていたのかもしれません。
若いうちは少々のことは気にならなかったり、子供が小さいうちは細かいことまで気にしていられない為、それが原因で離婚までは考えなかったのでしょう。
しかし年を取り子供も手を離れて夫婦二人だけとなった時に、相手の嫌なところ、性格が合わないところが全面的に出てきて「もう我慢できない」となるのかもしれません。
相手の浮気・不倫
昔の浮気でも許せない
夫が浮気をしていたのは知っていたけど、子供のためや世間体のために離婚は踏みとどまっていたとしても、旦那の浮気を許したわけでも忘れたわけでもありません。
熟年になって振り返った時、ふつふつと怒りが湧いてきて、もうこれ以上は一緒に居られないと離婚する熟年夫婦も多いようです。
逆に奥さんが長年にわたって不倫していたことを知って、裏切られたことに腹を立てて別れるケースもあるようです。
夫は昔のことと思って軽い気持ちで「昔、会社の若いこといろいろあったんだよ」などと言ったことが妻の逆鱗に触れたという話も聞きます。
不倫が世間を騒がせていますが、長く連れ添った熟年夫婦でもやはり浮気や不倫は絶対に許せない事柄なのかもしれません。
モラハラ・暴力(DV)
もう我慢できない
オシドリ夫婦と思われていた芸能人も「夫からのモラハラ」を理由に別れた夫婦がいました。
長年夫から高圧的な言葉を言われ続け、精神的ストレスを抱えている妻は少なくないようです。
特に今熟年の夫婦であれば夫が妻に「誰が食わせてやってるんだ」ぐらいのことは言ってきた可能性は高いでしょう。
また、精神的暴力だけでなく、肉体的な暴力(DV)に長年耐えてきた妻も、夫の定年のタイミングで家を出ていくケースが多いようです。
定年後ずっと家にいる夫に何をされるかわからない恐怖があるのでしょうか。
浪費・ギャンブル癖
借金は勘弁
若いころから計画性もなくあれこれ買い込んでしまう浪費癖があったり、パチンコやギャンブルにはまっている夫から早く逃れたいと思っていた妻は、夫の退職金が入ったらそれをそのまま持って家を出るパターンもあるようです。
わずかな退職金さえもギャンブルに使われる前に別れたいというのが妻の本音のようです。
逆に、化粧品や洋服、習い事などにどんどんお金を使う妻を快く思っていなかった夫から、定年を機に離婚を切り出すケースもあります。
老後の生活を考えると、浪費家の配偶者と一緒に居たのではあっという間に貯金が底をつき、下級老人になってしまう恐れがあります。
年をとってみじめな生活だけはしたくないという思いから離婚するのでしょうか。
セックスレス
高齢の今こそセックスは大事
日本ではセックスレスの夫婦は5割を超えるそうです。
子供が生まれた時点でセックスレスになる夫婦は多いようです。
理由は「忙しくてその気になれない」や「相手に性欲を感じない」などあるようです。
長年セックスレスということは、相手への興味も愛情も薄くなっているということでしょう。
もちろん年齢が上がるほどセックスレスの割合は増えますが、年をとったらセックスしなくていいということにはなりません。
年をとったら性への興味が薄れるかというとそうでもないようです。
男女とも年をとっても性欲はなくなるわけではありません。
しかし、いまさら夫と(妻と)セックスする気にはなれません。
長年セックスレスだし、今の相手とは別れて、次の相手と思いっきり楽しみたいと考える人もいるようです。
相手の家族とあわない
親戚づきあいはもううんざり
相手のことが好きでも、その家族や親戚まで好きになれるわけではありません。
舅姑とそりが合わないのはもちろん、結婚当初いろいろ言ってきた親戚のおばさんはいくつになっても煙たい存在でしょう。
自分も年をとれば同じだけ親戚も年をとり高齢化が増します。
子供の就職や結婚にまで口を出されてあれこれ言われるのはこりごりということで、子供が自立したのを機に離婚して、親戚づきあいから解放されたいと思う人も多いようです。
親の介護
いじめられた姑の世話はしたくない
高齢化が進み自分が高齢になってもまだまだ親は健在で、親の介護の問題が大きくなっています。
自分の親は仕方ないと思っても、夫の親である姑の世話はしたくないと考える妻は多いようです。
若いときに散々いじめられたのに、年をとって姑のシモの世話などまっぴら。
親身に世話をしても、認知症で何もわからくなっている姑から「お前は誰だ」と言われては身が持ちません。
夫は親を見捨てることはできませんから、親の介護の問題が出てきた時点で、離婚ということになってしまうようです。
定年後の夫にうんざり
家に夫がいるのが不快
働いていた時は朝早くから家を出て残業だ接待だといって夜遅くまで帰ってこなかったのに、定年後朝から晩まで家にいる夫にうんざりする妻が多いというのはよく聞く話です。
家にいても何もせず、三度の食事をしてゴロゴロしているだけの夫に愛想をつかすのは当然でしょう。
加えて妻の行動についてあれこれ文句を言ったり、妻が出かけるのについてきたがったりされれば妻としてはもう一時も一緒に居たくないと思うのもしかたないことです。
自分の好きなことをしたい
いまさらロマンを求められても
定年後、「夢だったんだ」などと言って好きなことをしだす男性も多いようです。
田舎に行って農業をしたいとか、突飛なところでは女装をして街に出るとか。
老後はのんびりと思っていた妻からするといい加減にしてと思ってしまうことばかりです。
いい年して男性のロマンを求められても女性は理解できないことが多いようです。
逆に女性の方も、もう十分夫に仕えてきたので今後は好きなことをさせて欲しいと家事を放棄して家のことは何もしなくなるといったケースもあるようです。
夫からすると今までも散々好きなことをしてきたくせにという歯がゆい思いがあるようで、
ならば別れてしまおうということになるようです。
相手に愛情を感じない
もう一緒にいる意味がない
性格も合わない、浮気や不倫もしている、暴力を振るったり精神的に追いつまられる言葉を吐かれる、ギャンブル癖がありセックスレスで親戚もうるさくてなど、熟年になった今相手に対して愛情を感じられる要素が1つもないという夫婦は多いようです。
子供が家にいるうちはなんとなくごまかせた感情も、子供が独立して夫婦二人きりになるともはや嫌悪感しかわかないという状態になるようです。
親の介護も嫌ですが、今後相手が年をとった時に愛情もないのにその介護をするのは絶対嫌という拒絶反応もあり、離婚に踏み切るようです。
さいごに
熟年といっても高齢化社会の現在、まだ第二の人生を踏み出せるギリギリのライン。
別れて新たな人生を歩きたいと思う男女が多くなっています。
長年我慢してきたことならあともう少し我慢できそうですが、熟年でもまだまだ人生の半分の年齢です。
この先今までの結婚年数と同じだけ一緒に居なければいけないと考えた場合、離婚した方が良いと考えるのでしょうか。
しかし、勢いで離婚しても高齢者が一人で生きていくのは厳しいものです。
熟年離婚が果たして今後幸せになれる道なのか、よく考える必要はあるでしょう。
熟年離婚して幸せになれるかどうかは難しいところです
熟年離婚や高齢結婚に関する内容については、以下のブログ記事も参考にしてみてください。
>>熟年離婚の理由ランキングBest10!セックスレスや不倫?
>>独身で赤ちゃんが羨ましいと感じる?30代・40代からでも婚活は遅くない